5月29日

健康寿命

健康寿命とは、健康上の問題がない状態で日常生活を送れる期間のことです。                  厚生労働省の発表によると、平成28年の我が国の健康寿命は、男性は72.1歳、女性74.8歳となっています。  一方平均寿命は、男性81歳、女性87歳となっていて、男性は9年間、女性は約12年間寝たきりや認知症として暮らす可能性が高いことを意味します。                                           少しでも長く健康で暮らすためにできることやってみませんか。

健康寿命を延ばしましょう                                        健康寿命を延ばすには、まず生活習慣の改善を行うことが必要であるとし、厚生労働省では、「適度な運動」「適切な食事」「禁煙」この三つのアクションを提案しています。ここでは適度な運動を取り上げてみます。

健康でいるための運動はいろいろとありますが、これまで身体を動かしていなかった人が一番始めやすいのがウォーキングです。ウォーキングによって、肥満の防止、解消、動脈硬化の改善と血圧の正常化、骨粗しょう症の予防等、さまざまなな効果が期待できます。

ウォーキングの基本フォーム                                        ★頭:軽くあごを引くようにし、上下左右に無駄な動きをしないように注意。                     ★腕・肩:肘を軽く曲げて、歩くリズムに合わせて元気良く振ります。肩に力が入らないようリラックス。 ★腰:腰のひねりを意識しながら歩くことで、歩幅が広がりやすくなります。                        ★膝・かかと:ひざはできるだけ伸ばして歩くようにし、かかとから着地します。

ウォーキングのポイント                                          ◆歩幅  :普通の歩くときよりも、10㎝程度広めにとるようにします。歩幅の目安は身長の半分程度。              ◆歩く時間:最初は10~20分程度から始め、慣れてきたら30分、1時間と、少しずつ伸ばしていきましょう。          ◆スピード:普通の歩く時より、無理をしない程度に、やや早めに歩きましょう。                       ◆水分補給:ウォーキングをする際は、水分をしっかりとるようにしましょう。15~20分程度に一回水分を補給。

歩きたいとき、歩く時間があるとき、それがウォーキングのはじめ時です。健康を意識して毎日を過ごし健康寿命を延ばしましょう。